どうもこうもな話

なかなか表には出さない話

赤を選んじゃダメ

赤はダメ

 

子供の頃から、そう言われてきた。

母親に…

 

服を選ぶ時は絶対で、

大人になって車を買う時、

念押しされるように言われた。

当たり前に従っていた。

 

女の子らしくない自分には、

赤やピンクは似合わないから

そんな女の子色を自分が着たら変だから

そう言われていると思った。

 

子供の頃は、

小物や洋服は水色を選んでたかも

 

そのうち、グレーや茶色の無難色を選ぶようになった…

ちなみに白は汚れが目立つからという理由で選べなかった。

これも母親からの影響。

 

そうそう

お絵描きするのに、

ピンクのクレヨンを手に取ることさえ

はばかられていたっけ

 

自分に赤やピンクは似合わない。

という思いこみ

 

数年前、

ユニクロでルームウェア(パジャマ)を買う時に

赤とグリーンのボーダー柄があって、

 

最初、赤を避ける習性があるから

当たり前に緑を買った。

どっちにしようとか考える余地なく

 

でも、着ていても、

なんか自分に合ってないなぁって気づいて…

それで、2着あってもいいから、

赤の欲しい!と思い買いに行った。

 

店頭で赤を手にするだけで、

すごく周りの目が気になって、

ドキドキしていた。

 

え?あなたが赤を買うの?

変だよ?

くすくす笑われているようで

(んなわけないのに)

 

でも、なんとか買って帰った。

赤、すごい似合ってる。

自分でそう思い満足した。

 

この辺りから、赤の壁?を超えた気がする。

 

私は、ブルー系より赤い色味が似合う

ということに気づいた。

だから、今は赤もピンクも選べるようになった

つもり。

(ブルーも好きだけど)

 

それでも、たまに、大丈夫かな?って

不安に駆られたりすることがある。

 

思い込みの片鱗かな