どうもこうもな話

なかなか表には出さない話

怒りの感情について③〜怒る自分に怒っている

※ 私の導き手である方からの言葉を綴ります。

 

qazplm.hatenablog.com

 

悲しくも怒りのシーンを自分で導いて作ってしまう・・・

それは、怒りが溜まっているから発散させてあげたいっていう自分への思いやり

でも、それに対して自覚がない間は、

”どうしてこうなるんだろう?”って思うよね。

 

きな子)家族に対してもかも

 

家族に対しては、少し気が緩んでいるから、特に出やすくなる。

 

怒らせてあげないと、何を見ても、世の中を見たら腹が立つと思う。

だから、一人の方が楽ってなる。なのに、そんな自分にもダメ出ししてる。

そりゃしんどくなるよね。

外出たら出たで、また怒りのシーンに出会うだろうなってなんとなく無意識で知っているから、あぁ嫌だなってなるし、また抑え込まないといけないしって、内側で色々なことでグチャグチャしてしまう。

 

怒らせてあげてよ。

 

ただ単に怒りをバーッとぶつけるやり方だと余計に自分をしんどくさせる。

ただ単に発散させる怒りっていうのは、”またやってしまった”って感じになってしまう。

そうじゃなくって、

自分の中で怒っていいよ!この感情は何も間違っていないよ!

って認めてあげてほしい。

あなたは怒っていいんだよって許可を出してあげてほしい。

そしたら、奥にある悲しみとかもじわじわといい形で昇華されていく。

怒りは怒りだけじゃないから、それこそ素粒子みたいに原因となるものがあって、

わかってもらえなかった悲しみとか、

抱きしめてもらえなかった寂しさとか、

味方になってもらえなかった悲しみとか、

さらに悔しいとかっていう気持ちも出てくる。

そういうの全部ひっくるめて怒りの奥底の怒り玉の材料になってあるのよ。

 

きな子が、昔の感情はよくわからないっていうのも、多分怒りを許可できていないから、その奥にある材料である悲しみとかも全く見えてこないっていう感じになっていると思う。

 

だから、怒っていいよ!

私にだってぶつければいい。

私は、それだけ私に心を許してくれているんだなって思うし〜

 

自分に怒っていいよって言ってあげてほしいのと、

信頼できる人には怒りをぶつけさせてもらえばいい。

全然、相手は受け止めてくれる。

きな子が自分に許せていないのよ。

怒りを出してしまった自分に怒ってるから、

余計に怒り玉が大きくなる。

 

でも、怒り玉ちゃんは、きな子へのギフトです。

それだけ、自分を愛したいんだよ!っていう意味でもあるから

あるがままであってほしい。怒りもあっていいよ。

 

怒りがあって、人間成り立ってるじゃん。だからあるがままであるために、この怒り玉ちゃんがいてくれていて、いつも、「きな子!きな子!怒っていいんだよ!」って言ってくれていたわけ。だけど、きな子は様子見てチョロチョロって怒りを出すわけよ。だけど、すぐに上から目線の自分が出てきて、”そんなことをしたらだめ!”ってまた引っ込ませようとするわけ。怒り玉ちゃんは「これでも気づかないか〜」ってまた大きくなっていく。

 

怒り玉ちゃんは、本当はかわいいものなのに、トゲトゲしていて自分にとっては痛い。

きな子の場合、そのトゲが自分に向くから

思い切って、心地よく人にぶつければいいのに、それを倍にして自分にぶつけるのよ。

そして、また怒りが多くなる。

それをずっーと繰り返してきたんだと思う。

 

その結果、色々なことを引き起こして自分が見えなくなる。

それが邪魔して自分が見えなくなるのよ。

「あるがままの自分」ってどんななのかが、全く見えなくなる。

 

周りのみんなに「きな子は優しい」と言われたところで、

私の中にこんなに大きい怒りがあるのに、優しいなんて思えないよね。

全部、それが原因。大きな怒り玉が。

でも、本当にあるわけじゃなくって、とどめてしまった故にそれがきな子に悪影響している。

 

でも、それはこうやって見えるようになれば、財(宝)に変えていけるのよ。

 

そんなきな子だからこそ、それが見えるっていう〜私以上に見えると思うよ。

今の世の中、怒りに毒されている人がすごい多い。

見てたらわかるけど、みんな怒りたいのよ。

でも、怒る場所がないから、全然知らない人のことを誹謗中傷したりする。

あれは自分の中の怒りを抑え込んでいるから怒りたいのよ。

でも本人は楽しくない。怒ってる一瞬は高揚感があるけど、

ますます自分の中の怒りが大きくなってどんどん自分をどくしていくっていう、

今そういう人が多い。

だから、きな子だからこそ、それが見えるよ。

 

とにかく、きな子がきな子を救ってあげて

怒ってもいいよ。怒りはあってもいいんだよって、

まずはそこから許可を出してあげて。

きな子は、無意識に怒る自分を怒ってるから。

 

 

つづく