どうもこうもな話

なかなか表には出さない話

怒りの感情について②〜それは自分に対する思いやり

きな子は怒りを抑え込んで生きてきたため、

自分から怒るシーンを作り出すということをしていたようです。

 

怒りは抑えたら、どんどん自分の中に溜まっていくので、

溜まったら出したいという本能(自然な法則)により、

発散させようとするために、無意識的に怒りの場面を作り出す・・

だけど、また怒りを抑え込む・・

すると、さらに怒りが溜まり・・

怒りの場面を引き起こし・・悪循環。

 

衝撃的でしたが、なんだかとても気が楽になるような思いもありました

私が、ネガティブで嫌な人間だったわけではないと思えたから

むしろ、なんだか自分が健気にさえ思えてきました。

(こう思えるようになったのは、大きな変化です。)

 

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※ ここから、再びメンターからの私(きな子)に向けた言葉の続きを記していきます。

 

自分の怒りをしっかり許可してだしてあげて、昇華させてあげる。

「今まで押さえさせてごめんね」ってまず自分に謝ってあげてほしい。

「怒っていいよ。怒る権利あるよ。」って自分に言ってあげてほしい。

 

怒りを自分に許可するって、

すごいよくない人間になったりするんじゃないかなっていう恐れもちょっとあったりするし、

そんなことしたら、周りの人にひかれるし、嫌われるし、暴れ出したらどうなるかわからないって思いがちだけど・・

今まで怒ったことがない人って、怒ってはいたけど本気で怒っていなかった。

自分の怒りいたわていないと思う。

 

怒りに対して、「怒っちゃうよね、腹立つよね」って自分の怒りをいたわっていなかったと思う。

"上から目線"であった、から。

 

今後、怒りが出てきた時は、

しっかりといたわってあげてほしい。

上から目線や大人目線で、抑え込むより、

「いや〜それは腹立つよね、ムカつくよね、なぜあいつはわからないんだろうね」って、とにかくとことんいたわってあげて

きな子は途中で止めるんだと思う。

中途半端な大人な自分が出てきて、抑え込もうとするんじゃないかなって思う。

 

結果、(怒りが発散できず、溜まりに溜まって、

周りに対して、)自分が怒りたいっていう場面まで持っていくっていうことをする。

それって、あまり人間関係よろしくないし、

楽しくないし、自分のためにはならないよね。

 

無意識に怒りたいっていう、怒れるシーンまで持っていくっていうことがなくなっていけば、

他人に対してもどうアドバイスしたらいいかも自然と見えてくる。

今は、それがあるから見えにくいんだと思う。

 

とにかく自分が怒れる場面を作ろうとする。

怒りたい、自分を怒らせてあげたいからそういうシーンを引っ張ってくる。

 

怒りそうになっても、怒るのはよくないとかって思うから、ちょっと身をひこう、自分が我慢して抑えればいいし〜ってなってる。

 だから、怒っていいよって怒らせてあげて、思いきり。多分怒りたかったんだと思う。

 

(きな子)前の職場で思いあたりがありまくる…

なぜこんな気持ち(理不尽、不愉快)にさせられるんだろうと思ってた。

なぜ、こんなことが起こるんだろうって思うようなことが多かった。

 

怒りたい、自分を怒らせてあげたいから、そういうシーンをひっぱってくる。

逆に言うと、自分に怒りを許していないってこと。

怒ったらダメ、怒りたいけど怒ったらダメって

でも、怒りは確かにある、自分の中に。

それがきな子を毒していく。

 

怒りはあっていいの。

あってもいいけど、あったらダメだ!って人一倍やってる。

だから、膨らんでいく、怒り玉が。

 

怒りはあってもいいのに自分で抑え込むから内側の自分がなんでよ!ってさらに怒ってきて、怒りが何乗にもなって膨らんでいく。

 

それって心の傷と一緒でずっととどまってあるから、いつも煮え切らないし、いつも悲しくも怒りのシーンを導いて作ってしまう。

 

なぜって、それは自分への思いやり

怒りが溜まっているから、発散させてあげたいっていう思いやり。

そのことに自覚がないと、なぜこうなんだろうか?みたいな感じになるよね。

 

怒りを抑えば抑えるほどに怒りは膨らむ。

溜まった怒りを発散させようとするために、

怒りの場面を作り出す。

それは、自分への思いやりで起こる。

 

 

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