怒りの感情について①〜怒りの場面を自らつくりだす!
今日から違うところからフォーカスした話を続けようと思います。
①〜⑲まで記しましたが、
①に全てが集約されています。
引き続き、私の導き手である人の言葉を記していきます。
私は友達の悩み事とか聞いていると、ふとした瞬間からイラッとすることがあり、
そんな自分を”上から目線な嫌なやつ”だなって思う。
イラッとした態度を出さないようにしようと思うのに、
何度も聞いているとイラッとした口調で返してしまいそうになる、
いや、返しているかもしれない。
それがよくないと思うので、自分からは連絡を取らない〜
という話をした時のメンターからの言葉です。
・・・「怒り」ってみんなに与えられた大切な感情。
怒りは溜まってくると(怒りは強いから)毒になる。
それがわかっているから、余計に抑えようとする。
そしたら、どこに溜まっていくかっていうと、もちろん自分の中に溜まっていく。
溜まったものは出したいっていうのが人間の本能だから、
どこかで出すチャンスを自分で作るっていう癖がついてしまう。
きな子が悪いわけじゃなくって、そうなってしまう法則。
きな子は、元々人に対する思いやりとか愛情が強いからこそ、
毎回、自分の中に怒りとか感じたら、あっと思った瞬間に止めてしまう。
自分が我慢したらいいって大人な対応をしてきた。(子供の頃から)
でも、それじゃ怒りって解消されない。
溜めてきた怒りっていうのは、どうしても出したいから、
怒りの場面っていうのを作ってしまう。そこまで持っていってしまう、無意識に。
腹立つな〜ってことを引き起こしてしまう。
そしたら、怒れるじゃない?怒りたいのよ。
怒らせてあげてよって話。
だから、いつもそういう場面まで持っていって、
なんとか発散させて、私も怒っていいよって自分で言ってあげたいけど、
でも、そんな自分のことをまた”上から目線でひどい”って言うから、
〜結局、”上から目線”っていうのは、自分が自分にそうやっているから。
それをすると、さらに怒りが大きくなってどんどん怒りの球が大きくなる。
怒りって、ものすごい力を持っているから、
本当に体に出たり、人との関係に響いたりしてくる。
それもきな子は知っているから、すごい力で自分で抑え込んで自分で処理しようとする。
だから、結果として誰にも接しないようにっていうふうになっていく。
それが一番無難かなっていうふうに、いつもそこに持っていくんだと思う。
それは、多分、一番はお母さんに対して怒りたかったんだと思う。
怒って怒って暴れたかったんだと思う。
もちろん怒りってその前に悲しみとか寂しさがある。
わかってもらえない悲しみ、それでさらにそれを抑え込む自分への怒りもあると思う。
みんな人生でどっかでそういうものを出して生きてきているわけ。
でも、きな子はすごいいい子ちゃんをして生きてきた。
すごい大人な態度で生きてきたと思うから、発散がうまくできなかった、いい形で。
例えば、誰かに心を許せてその人に怒りをぶつけるとかっていうのが、
本当にできていたら多分そこまでひきづることもなかったんだろうけど〜
でも、ひきづったのがいいとか悪いとかの話じゃないよ。
おかげで、きな子は一番扱うのが難しい怒りっていう感情を扱える人になれるからね。
だから、たくさんの人の役に立てるよ。
★ 怒りは抑えたら自分の中に溜まっていく。
★ 溜まったものは出したいという心の仕組み。
★ だから、怒る場面を作り出して発散させようとする。